2011 06.07 いとをかし号大原編
前回の『いとをかし 女将おすすめ夏号』の続きです。。。
前回は市原にあります川島織物をご紹介させていただきましたが、
今回はその後行きます大原のご紹介です。
市原⇒大原 は、
観光のお客様は絶対通る機会などないであろう山深い江文峠を通ると約30分で着きます。
実はこの辺り私の地元です。昔はよく通りました。懐かしかったです(*^^*)
大原では御昼食も兼ねて自由散策です。
大原といえば三千院・寂光院、そして「しば漬け」とちがいますか?
しば漬けに使うシソの葉がたくさんできていました。
たいへん申し訳ないのですが、
三千院前までは大型バスが行けませんので、三千院へ行くには
駐車場からお土産物屋さんが並ぶ山道を歩いていただかなければいけません。
この川沿いにお漬物屋さんやドレッシング屋さんなどが並んでいます。
上り坂で正直けっこうしんどかったけど、川のせせらぎと木々の緑が気持ちよくてなんとかのりきれました(^^ゞ
この階段の上が三千院
今はあじさいがものすごく綺麗に咲いているそうです。
今回は時間の都合上、中まで行けなかったので残念!
バスの駐車場で売ってる「駐車場限定」のしそせんべい、
行きしに試食させて下さって、その手にまんまとひっかかり(笑)お買い上げ♪
いや、ほんとにめちゃおいしいんです!!
他の女将さんたちもみんな3袋とか買ってはりましたから!
2011 06.05 いとをかし夏号のお知らせ☆
いとをかし 女将おすすめ 夏号」の季節がまたやってきます♪♪
『いとをかし 女将おすすめ 夏号』というのは、
エースJTBさんが、宿泊をご予約された方に無料で提供してはります、
京都観光のバスの名前です。
冬と夏に週2回月曜日と金曜日に女将おすすめのコースをまわるバスの名前です。
もちろんプロのガイドさんもいらっしゃいますけど、
2人の女将もご一緒させていただきます。
なかなか好評をいただいておりまして、年々お客様も増えてきています。
リピーターのお客様もたくさんいてくれてはります。
コースは毎回変わりますので、お客様と御一緒させていただく前に私達も下見が必要、
というわけで
下見に行って参りました。
今回のコースは
夏ですから、少しでも涼しい所をということで洛北です。
川島織物セルコン ⇒ 大原をお昼をかねて自由散策 ⇒ 下鴨神社 ⇒ 俵屋吉富
今回はその中の川島織物セルコンをちょっとご紹介いたします☆
川島織物セルコンがあります場所は、京都の「市原」というところです。
京都の街中からふたつくらい山を越えたら行けます(笑)
創業は168年前、東京オリンピックの年にこの場所にお引っ越ししたそうです。
文字通り「織物」の会社・工場です。
知る人ぞ知る、大きな大きな京都の企業です。
「織物」といえば、私は着物の帯くらいしか思いつきませんでしたけど、
世の中には「織物」がたくさんあるそうで・・・
車の内装。シートです。国内3割のシェアがあるそうです。
カーペットやカーテンなどのインテリア。
劇場の緞帳(どんちょう)、祭礼装飾品例えば祇園祭の鉾に掛けられる幕。
大きく分けてこれだけありました。
これら全部川島織物さんが手がけてはる事業です。
で、こちらの博物館と工場見学をさせていただくことになっております。
私も初めて行かせていただきましたが、とてもとても見ごたえがありました!!
横幅何メートルもあるどん帳を織ってらっしゃるところなんて圧巻!!
もちろん全て人が織機を使って織ってはります。
下の白いのは緞帳の裏地です。
織りあがったどん帳に裏地をつける作業をしてはるところ。
デザインが入るとダメなので全部お見せできなくて残念!
奥のオレンジに見えるのが実際織ってはるところです。横幅24メートル!!
同時に4人の職人さんが織ってはりました。
こんなのを織ってはるのです。
出来上がった緞帳が置かれていました。
熊本のホールに掛けられるもののほんの一部。
どん帳っていくらくらいすると思います??
ここは帯を織る工房。
大ベテランの職人さんが織ってらしゃいました。
仕事の邪魔だろうに、丁寧に説明して下さり、織っている途中の図柄も見せて下さいました。
つむぎ織りという織り方ですが、
この織り方は糸を寄せるのに自分の爪を使うので、
職人さんは爪を延ばし、爪の先を糸の幅に合わせてやすりでギザギザにしてはるのです。
その爪も快く見せて下さいました。
こちらはジャガード織りの工房。
その後博物館も見せていただきました。
まあ、知れば知るほど川島織物の会社がどんなにすごいかがよぉくわかりました。
ご自分ではなかなか行こうとは思わないとは思いますが、
いい機会ですので一度行ってみられませんか??
7月と8月の月曜と金曜にお待ちしております☆
旅館にお泊りいただいていても十分回れる時間帯ですので、
JTBさんで京都にお越しのお客様はぜひご利用くださいませ。
そうそう、どん帳はひとつ数千万するんですって!!
2011 06.01 うちのネコ!?・・・ではありません
最近このあたりでは有名なねこちゃん。
そこらじゅうに出没しています。
首のところに白い線が一筋入っているので、
「つきのわちゃん」と呼ばれているとかいないとか。
首輪はしてないので飼い猫ではないのかな?と思うのですが、
とにかく人なつっこいんです。
写真を撮ろうとすると、この通り足元へ寄ってきてしまいます。
お客様にもかわいがってもらっているようです。
「かわいい人なつこい猫がいるわねえ」とおっしゃていましたから(^_^;)
猫嫌いの方もいらっっしゃるとは思いますが、悪さをしているわけではないので、ご了承いただければありがたいです。
けっしてうちに住み着いているわけではございませんので。
このショット、カメラ目線でなかなかいいと思いません??
2011 05.18 伊勢丹立川店お礼
伊勢丹立川店での京都展、無事終了し、料理長も帰って参りました。
実は7階催物会場での「京都展」への参画は初めてだったのですが、
ビックリする盛況ぶりだったそうです。
沢山お買い上げくださいまして、どうもありがとうございました!
盛り付けるのが料理長一人だったため、どうしても追いつかず、
お待ちいただいたり、売り切れさせてしまったり
せっかく買いに来て下さっていたのに色々とご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんでした。
何回も買いに来て下さったお客様、お待ちいただいてまでお買い上げくださいましたお客様も
たくさんいらっしゃったと聞いて、本当にうれしく思います。
本当にありがとうございましたm(__)m
また機会がございましたら参加させて頂きたいと思っておりますので、
その際にはまたどうぞ宜しくお願い致します。
おまけ・・・前日準備や伊勢丹の方にご挨拶させていただくため、
最初2日だけは営業部長もおじゃまさせていただいておりました。
「今、東京と言えばやっぱりこれでしょう!」といって買ってきてくれた
おみやげがこれ。
スカイツリー関連のグッズ、これからどんどん出てくるんでしょうねえ(^^)
2011 05.17 このブログ・・・
先日お泊まりいただいたお客様、
若夫婦とその御両親とおばあちゃまの5人で遠く北海道から来て下さいました。
お父様の還暦のお祝い旅行で来て下さったそうです。
記念の旅行に花筏を選んで下さって有難うございました!
そのお客様、毎日このブログを見て下さっていたそうです。
ありがとうございます~(TT)
この頃サボり気味だったのに本当に嬉しかったです♪
ほんとはこのブログ、あんまりおもしろいこともためになることも書けないし、
読んでくれてる人いるんやろか。。。
意味あるんやろか。。。
と悩んでいました。
確実に読んでくれているだろうと思うのは二人ぐらいで・・・
実は私の父はうっとうしいくらいいつも見てくれているようで、
会うと絶対うっとうしいくらいブログの話をして来ます。(^_^;)
私事で申し訳ございません。
ここでこうして触れてあげると喜ぶと思うのでわざわざ書いてみました(笑)
もう一人、他県へお嫁にいってしまったのでなかなか会えない親友。
お互い忙しくてメールもほとんどせず、
思い出したようにたま~にメールしても返事は返ってきたりこなかったりするのですが。
でも「この頃ブログ更新できてへんで!」と励ましてくれたりもするのです。
親友はいいものです。感謝してます☆
・・・話がそれました。
そんな風に思っていたところへこんなお言葉を直接言っていただき、
本当に嬉しかったのでございます!!
ありがとうございました。
こんな一言で、頑張ろうと思えるのです。
このように個人的な内容になってしまうこともありますけど、
できるだけ嵐山や京都の魅力をご紹介していきたいと思っております。
これからも頑張りますので、たまに見ていただけたら嬉しいです(*^^*)
どうぞよろしくお願いします☆
2011 05.15 京都のお祭りカブってる~
京都の三大祭りのひとつ、『葵祭り』は5月15日に行われます。
嵯峨野の車折神社(くるまざきじんじゃ)の『三船祭』は毎年5月の第三日曜日に行われます。
今日は5月15日で第三日曜日ですので、京都の中心部では葵祭り、嵐山では三船祭が行われていたのです。
『葵祭り』は「源氏物語」や「枕草子」にも登場している、
下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、優雅な王朝風俗の行列です。総勢500名を越えるそうです。
葵祭りの名は
内裏神殿の御簾をはじめ、御所車、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで全てを葵の葉で飾ったことに由来します。
『三船祭』は車折神社のお祭りです。
車折神社は芸能の神様ですので、ほとんどの芸能人が芸の上達を祈願しに来られるそうで、
境内には様々な芸能人の千社札などが貼ってあります。
三船祭は嵐山の大堰川(おおいがわ)で、御座船・龍頭船・鷁首船など20数隻を浮かべて、御祭神である清原頼業公が活躍された平安時代の船遊びを再現するお祭りです。
大堰川とは渡月橋より上流の事をいいます。下流は桂川。
この橋の向こうで行われています☆
葵祭りはわざわざ行かなあかんけど、三船祭はすぐそこでやっていますので、写真を撮ってきました(^^)
船が出て行くところ。
葵祭りと重なって観客は少ないかと心配されましたが、たくさんの見に来られていました!
船の上では雅楽の演奏や舞いが披露されています。
ちょっとわかりにくいけど、扇流しなんかも。
それを船に乗って観覧するわけです。優雅ですねえ。。。
この風景、平安時代の貴族も見ていたかもしれません。
嵐山はこの時期新緑がいっぱいで、マイナスイオンたっぷり☆
川の緑と木の緑をバックにこの雅な光景はほんとうに癒されます。
今年はもう終わってしまいましたけど、
毎年ありますから、また来年にでも見にいらして下さい。
ちょうどいい気候の5月の第3日曜日です!!
車折神社:http://www.kurumazakijinja.or.jp/
2011 05.12 雨の嵐山
この3日間、京都も雨でした。
当たり前の事ですが、雨が続くと大堰川はすごく増水し、濁流となります。
当館からほんの少し上流へ歩いたところに屋形船の乗船場があり、30分間優雅な船あそびができるのですが、
今日はこのとおり。
どうやってこうするんやろう。。。近くにいながらこの状態になったところしか見たことがないのです(^^ゞ
船頭さんの気持ちがこもっているのでしょう☆
普段はこんな穏やかな川が
今日はこんな!!
当然今日は保津川下りは中止ですが、
普段はお客様を降ろした後の船はこの橋の下を通りぬけて終点です。
どう見ても通れない(^_^;)
ほんとはここにもう一段、人が歩けるスペースがあるのですが。。。
でも嵐山は雨は雨でほんとに素敵な景色になるんです(^^)
青もみじもいきいきしています☆
雨が降ったら髪はきまらないし、靴は汚れるし、出かけるのには思い切りがいりますけど、
こんな時にしか見られない濁流流れる渡月橋を見にいらして下さい。
なかなか迫力ありです☆
2011 05.08 伊勢丹立川店で弁当販売!!
突然ですが、あさって5月11(水)~16日(月)
当館もそちらに参加させていただくことになっており、
行楽弁当やお惣菜などを販売させていただきます☆
おかず9品 ミニ行楽弁当 840円
おかず15品 行楽弁当花 1050円
おかず20品 行楽弁当筏 1575円
いずれも京五目御飯が付きます。
イメージとしてはこんな感じです。
一度にいろんなお味が楽しめて絶対お得☆
何が入っているのか、詳しくは買ってからのお楽しみ♪
今回もイケメン(?)調理長自らが出向いて伊勢丹さんからお借りしている場所で作ったり詰めたりしながら、販売もさせていただきます。
多少日持ちがするものは、京都で作り、その日のうちに翌日必着で運送会社さんにお願いして送ります。
明日からさっそくたくさんの保冷箱を送ります☆
実は結構経費かかってるんです(TT)
お近くにお住まいの方々、立川方面へお出かけになる方々、一度のぞいてみて下さい!!
板長が留守で花筏本体は大丈夫なの?とご心配下さる方、
ありがとうございます。
大丈夫です。板長に育てあげられた優秀な板場メンズが頑張っておりますので、そこはご心配なく。
今は「携帯電話」という便利な道具がありますので、
毎日開店前と閉店後に電話でやり取りもしておりますからね(^_-)-☆
この京都展、他には
京都の喫茶店といえば…の「イノダコーヒー」さんや、「下鴨茶寮」さん、
3時30分からのできたて直送便では
京都本店でもいつも行列ができている豆餅で有名な、あの「出町ふたば」さんなんかも出店されます。
ですので、少し遠くの方でも行く価値ありです!!
なにとぞなにとぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m
2011 05.06 「ゆうこ」と「しほ」
花筏はこの春からかわいい仲居が二人も増えました♪
「しほ」と「ゆうこ」です。
なんとまだ18歳!!“フレッシュ”という言葉がぴったり当てはまる二人です(^^)
高校を卒業し、
一人は京都の久御山というところから、一人は和歌山の海南というところから、
親元を離れはるばる嵐山まできてくれたのです。
お父様、お母様、二人ともすごく頑張ってくれていますよ!
もちろん着物の着方なんて知りませんでした。
先輩あの仲居さん達に直してもらう事はあるけれど、
まだそんなに日は経ってないのにすっかり綺麗に着れるようになったところはすごい。
きっと家でいっぱい練習したことでしょう。
裏では覚える事がいっぱいあるけど、お客様の前では堂々と。
毎日汗をかきかき頑張っています。
二人とも吸収力がよくて。若いってすごい☆
お客様からもたくさん応援のお言葉を頂戴しています。
ありがとうございます。
一番よく言っていただく事は「笑顔がいい」ということ。
これは何よりも強い武器です!大切にしてね。
もちろん失敗することもあるでしょう。
私だって毎日失敗ばかりです(^_^;)
でもくよくよせず、次に繋げていってくれればいいと思っています。
「あの失敗をしたからこそ、さらにいいサービスができるようになった」って言えるようにね。
かわいい二人がお客様のお越しをお待ちしております♪
ぜひ会いに来てあげて下さい☆
2011 05.03 嵐山のワンシーン
今日は空が真っ白な一日でした。
でもさすがゴールデンウィーク、嵐山にもたくさんの観光客の方がおみえでした。
大堰川での手漕ぎボートや保津川下りも大盛況だったようです。
保津川下りの下舟場は花筏の対岸になりますが、
お客様を下された後の舟は当館前の川へと下ってきます。
当館前の渡月小橋の下をくぐりぬけると・・・
ここでUターンして終点。
船頭さん、お疲れ様でした。
で、これがそのようにして帰ってきたお船たち。
今日の流船数は109隻ですって!!すごい!
この舟はどのようにして乗船場まで戻るのかって?
それは企業秘密らしいです(^_-)
お知りになりたい方はご自分の目で見にきて下さい♪なかなか見ごたえはありますよ☆
保津川下り: http://www.hozugawakudari.jp/
亀岡から嵐山までの保津川峡谷を二時間弱かけて下ってくる大人気の川下りです。