花筏ブログ
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嵐山の森

先日「嵐山の森のこれからに向けて」というシンポジウムに参加してきました。


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天龍寺さんやお土産物屋さんなどがある側から見るとちょうど川の向こうの山、
つまり花筏のすぐ後ろの山なのですが、
このあたり一帯は国有林です。

この、渡月橋の向こうに見える山々
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広さは59.03ヘクタール標高30〜382m

古くは天龍寺の寺領だったのですが、
明治4年の「社寺上知令」により国有林となりました。


緑が生い茂っていて平和そうに見えるでしょう?
普段は景色の一部としてすっかり溶け込んでいるので、山そのものを意識して見られたことはあまりないのではないでしょうか?

この山々が今、問題だらけなんですって(^^ゞ


この山は ・北向き斜面で日当たりのよくない場所が多い。
      ・急斜面で表土の流亡が激しい。

という条件の悪い山で、

外観は美しいが下層植生が育ちにくい状態なのに加え、
シカの増加により林内の下層植生は消滅しつつあり、
次代を担う稚樹の生育も十分ではない。

という現状なのです。

わかりやすくいうと、
今ここに見えている緑の木はほとんどが常緑樹です。

イコール 一年中葉を落とさない

イコール ただでさえ日当たりがあまりよくないのに、地表まで日光が届きにくい

イコール 下草や新しい芽が育ちにくい

プラス ただでさえそんな状況なのにシカが増えすぎてわずかな芽や草も食べつくされている

ということ。

桜やもみじもなかなか育ちにくい状況のため、このままだといつか寿命が来たとき一斉になくなってまう危険性もあるそう。

このような状況に対応するため、
京都大学の『嵐山再生研究会』という方々
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が中心となって、

京都大阪森林管理事務所
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京都府立大学で治山を専門になさっている三好岩生先生

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鹿などの害の専門家森林総合研究所の高橋裕史先生などが
現状調査やモニタリングを実施してこられました。


私もこのモニタリングには数回参加させていただきましたが、
嵐山を毎日眺め、嵐山の恩恵を受けて商売させていただいているのに、
参加するまでは山のことなど全く考えたこともなく、
こんなに問題がたくさんあるということを知り、驚きました。

そして、嵐山とは直接何の関わりもない方々がこんなに真剣に嵐山のことを考え研究して良くしようとして下さっていることを本当にありがたく思っています。


まだまだ長い年月が必要ではありますが、
渡月橋から眺める山」から「中へ入る山(トレッキング等を楽しめる山)」へとなったらいいなあというのがみんなの思いです。

急斜面なので逆に開けた場所はとても見晴らしがよく、観光地“嵐山”や天龍寺さんなどを見渡せるのです。
この景色を観光のお客様にも見ていただける日が一日も早く来ますように☆


常緑樹が多いとはいえ、秋になると何色絵具がいるだろう?ってくらいいろんな色に色付き、なんとも美しい色合いの山に変身します。
もう間もなくですね♪
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嵐山散策のおすすめ | comments (0) | trackbacks (0)
毎日毎日暑い日が続いております。

時々パラパラっと降るものの、まとまった雨はここ最近全く降りません。
なので大堰川〜桂川の水かさもだいぶ少なくなってしまっております。

こうなるとみなさん、渡月橋を渡らずに川を渡ってはります。
気持ちいいでしょうね!

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毎年この時期になると見られるこの風景。
これはもはや嵐山の夏の風物詩といってもいいかもしれません(^^)

水はこんなに綺麗です☆
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くれぐれも気をつけて渡って下さいね。
天気&季節 | comments (0) | trackbacks (0)
今日の夕方はエースJTBさんのイベント

妙心寺塔頭寺院退蔵院の特別拝観と茶歌舞伎体験

という企画のお手伝いに行ってきました。


なんでいつもJTBなの?という方、よくお気づきで!

それは、「みやこ女将の会」というのはもともとJTBさんの、女将会を作りませんか?という声によって作られたからです。

だから実は京都の女将会はJTBさんと提携しているお宿の女将さんだけの集まりなんです。(といってもほとんどの旅館が提携しています(^^ゞ)


でももちろん京都市のイベントや旅館組合のイベントなど、「女将会さん手伝って」といわれればいつでもお手伝いさせていただいておりますよ。



話がそれました。

そういうわけで、妙心寺塔頭退蔵院へ。

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妙心寺臨済宗妙心寺派の総本山。

臨済宗はいくつもの宗派に分かれていて、京都には7つの宗派寺院があるそうです。

天龍寺・南禅寺・大徳寺・相国寺・建仁寺・東福寺・そして妙心寺。

そのどれもがその宗派の総本山になっています。


妙心寺は広大な敷地に46もの塔頭寺院が立ち並び「雲竜図・日本 最古の名梵鐘・明智風呂」など、多数の見所があります。

あの竜安寺も妙心寺の塔頭のひとつです。


きょうはその塔頭のひとつ、退蔵院へ。

退蔵院は狩野元信作庭の枯山水庭園、透き通った響きをなす水琴窟(すいきんくつ)、国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」、中根金作氏作庭で昭和の名庭「余香苑」など見どころがいっぱい。

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瓢鮎図」は日本最古の水墨画といわれています。
歴史の教科書などにのっているので絶対見たことがあるはず!
瓢箪をもったおじさんがナマズを捕まえようと狙っている、あの絵です。

ナマズを表す漢字が「鯰」ではなく「鮎」なのは、中国でナマズのことを「鮎」と著すからだそうです。
では中国にはアユはいないのか?いえ、います。アユは「香魚」と著すのだそうです。

だからうちの板長も献立に鮎のことを「香魚」と書くのか!


方丈庭園とよばれる、狩野元信によって造られた室町後期のお庭。
この奥の双ヶ岡を借景としていたそうです。
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こちらは50年ほど前に造られた近代庭園。
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やぶつばきの実がたくさんなっていました。
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あまりに素敵な見どころたくさんのお寺だったので、ながながとお寺の紹介をしましたが、
ただお寺の見学に行かせていただいたわけではありません(^^ゞ


茶歌舞伎(ちゃかぶき)」をしにいったんです。

茶歌舞伎とは、お茶の香りや、色・味をみて種類や産地を当てる遊びです。


歴史は古く、室町時代ではいわゆる賭博として武家の間で大ブームとなり、
あまりにも豪華な景品を競い合うようになり禁止令が出されたことも数回あったとか。

今現在の一般的な遊び方は5種類のお茶を5回戦で当てるものです。


先生は「チャムリエ」としておいしいお茶の淹れ方講座なども開催されている
宇治茶師 かねまた の 谷口郁男さん

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今日はもう少しお手軽なものにしてくださいました。

最初に織姫と名のつけられたお茶を飲み、香りや味、お茶の色など覚えます。
     ↓
次に5回お茶を飲みます。
     ↓
その5回出たお茶の中で何回目に織姫が出たかを当てる効き茶の遊びです。


織姫は五煎中二つでます。 宇治田原の高級煎茶。
はずれのお茶は玉露・玄米茶・かりがね が使われました。

すべてのお茶を同じ量を同じ温度のお湯でいれ、同じ時間蒸らしてそれが順番に配られます。
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あらかじめ量を量って封をしてあるので、先生も最後包みを全部開けるまでどれがどれかわからないそうです。

小さなお茶碗にほんの少しづつしか入れていただけません。
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飲んでるうちにだんだん最初に飲んだやつを忘れていってしまったり、
あれ?さっきのやつやったかな?と思っても入れていただけるのはそれぞれ一回だけ(-_-;)

単純だけどその分難しくて、みなさんかなり真剣に悩んではりました。
お隣さんと相談するのはOKですが、よけい混乱してしまうことも・・・

結果は17名中ふたつとも正解したのが8名。おめでとうございまあす!!
ちなみに前回は正解者ゼロだったそうです。


また機会がありましたら「茶歌舞伎」ぜひ一度体験してみてくださいね☆
KYOTOのあれこれ | comments (0) | trackbacks (0)
先日も乗ってきました。
エースJTBさんの無料オプションのバス「いとおかし 女将おすすめ 夏号」

コースは前回と一緒。
川島織物セルコン⇒大原(昼食を兼ねて自由散策)⇒下鴨神社⇒俵屋吉富

今回は大原で三千院には行かず、行ったことのなかったお寺に行ってみました。

三千院の門前を通りすぎそのまま少し行くと、正面には「勝林院
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ごめんなさい、こちらは外から拝ませてもろて、
もう少し奥へ。

青もみじのトンネルを抜けて、
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宝泉院
大原のお寺はほとんど天台宗のお寺です。
このお寺は平安末期からの歴史があるそう。


大きな桔梗にお出迎えされました。奥には五葉松。
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そして金の鯉!!実物はもっと光っていたんです!
でも帰り同じところを通ったら姿はどこにも見えませんでした。

いいことあるかも♪♪

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こちら石の楽器。

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この楽器は西洋音階ではなく、和樂の音階で一オクターブ十二律の音程に調律されています。
つまり、ドレミファソラシドじゃないんです。

たたくと澄んだとてもきれいな音色がしました。




お庭の景色はこんな感じ。

もみじの時期なんかはライトアップされ、ものすごい人が訪れるらしいですが、
この日はそんなに多くなく、静かにゆっくりと鑑賞させていただきました。

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京都の観光誘致のポスターなどにもよく使われている風景ですよ。
ここから体を左に向けると今度は
五葉松の足元。

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足元にあるあの古そうな看板には、樹齢七百年と書いてありました(*_*;



次は少し戻って「実光院」へ。
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すばらしく景色に溶け込んでいる方は今回ご一緒させていただいた、あの、
柊屋旅館の女将さんです☆


こちらもお庭がとてもきれいでした。
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ここはお庭を歩くことができます。

中央にある、この不断桜は、例年初秋より翌年の春まで花を咲かせる珍しい品種の桜だそうです。
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・・・ということは、秋の紅葉の季節にはお花見と紅葉狩りが一度に楽しめるということ!
そら、人多いわ(-_-;)



大原に着いた時は雨がきつくてどないしよかと思ってましたが、
お昼をいただいている間にすっかりやんでくれました。

柊屋の女将さん曰く、「大原が打ち水してうちらをお迎えしてくれはったんやわ。」
さすが言うことが違う!

そういうわけで、もみじなどの緑が生き生きしていてほんとうに綺麗で、心から癒されました。


お寺といっても、
今回のように景色を楽しむお寺、建物や装飾品を鑑賞するお寺、ご本尊を拝見させていただくために行くお寺・・・といろいろあるんやということを改めて思いました。

時々雨が降ったりしたけど、そのかわりそんなに暑くはなくゆっくり京都観光をさせていただきました。
ご一緒させていただいたお客様、ありがとうございました<(_ _)>

悲しいことは一つだけ、この日お乗りいただいたお客様19名全員がホテルにお泊りだったということ。
いっつもそう!

バスに乗っている女将さんはみんな旅館の女将さんやとゆうのに(;;)

京都の旅館っていってもそんな敷居高いことおへんえ。

次回京都へお越しの際はぜひ旅館にお泊りくださいね
「若」女将です | comments (0) | trackbacks (0)
ロビー横の窓(外)にとまっていた虫。

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ちょうどお出迎えをするため集まっていた仲居達が見つけて、

「何あの大きい虫!」「気持ち悪〜い!!」

と大騒ぎ(^_^;)

女将さん、ブログの題は「ギャーッ!!」にして下さい!「気持ち悪〜い」にしましょ!「大きすぎ!」にしましょう!

と、ブログのことまで考えてくれました。


ハガキと比べるとこんな大きさ。
たしかに大きいです。
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ゴキ系ではなさそうなので私としては一安心(^^)


なんていう名前の虫なんでしょう?
「若」女将です | comments (0) | trackbacks (0)